今年度の環境楽習講座は
6/13 6/15 6/16 と6月という早い時期に、しかも1週間で3校を行うことに。
決まってからすぐに打ち合わせを行い、アッという間に駆け抜けました。
13日は第一小学校5年生
15日は昨年もお邪魔した横須賀小学校5年生
16日は、こちらも昨年に続いての大坂小学校5年生
年度のはじめということもあって、子供たちはこれから環境について学習をはじめる段階
ということで、「温暖化と私たちにできること」というテーマでお話をさせてもらいましたが
とりかかりというか、環境について興味をもって今後の学習に入ってもらえるようにと
願いを込めて行いました。
去年の温暖化の影響、原因、私たちにできること、そして最後はクイズで楽しくという内容を
少しバージョンアップさせて、
・パリ協定のはなし
(温暖化を治すために、世界中の国と地域が二酸化炭素を減らす目標を立てて取り組んでいること)
・掛川市役所での温暖化に対する取り組み
(お昼の1時間消灯、古紙回収、緑のエコカーテン、
今年度から始まった生ごみ処理の救世主きえーろ掛川など)
を取り入れてみました。
初めていった第一小学校は、当事務所のすぐ近く。徒歩で向かいました。
元気いっぱいでクイズの正解率がとっても高くてびっくりしました!
終わった後も、「うちでは(省エネのために)こんな事やっているよ!」とか
「こういう問題があるよ」とか質問をしに来てくれる子もいて、
本当にうれしく頼もしかったです。
横須賀小学校では、木(40年生のスギ)は1本あたり
1年に8800gの二酸化炭素を吸収してくれるんだよという話しから、
「森林全部でどのくらい吸収しているの?」という質問が・・・
どのくらいになるんだろう?と私も?だったのですが、
一緒に講座に参加してくれていたNPOメンバーの杉山さん、さすがです。
世界全部ではないけれど、掛川市の森林の吸収量を答えてくださいました。
そして、事務所に帰ってきて調べてみたところ、世界の森が1年間に吸収するCO₂量は
およそ9億炭素トン。大きすぎる数字で実感わかないですね。
また、海洋で吸収される分が22億炭素トン、
あわせて地球が1年間に吸収してくれる量は31億炭素トンと報告されています。
それに対して、人間が1年間に排出する二酸化炭素量が72億炭素トン。
半分以上が大気中にたまっていっていることになります。
大坂小学校では、去年建設中だった体育館が完成し、
新しい体育館で講座を行わせていただきました。ピカピカでまぶしかったです!
打ち合わせの段階から、5年生の担任の先生が全員参加してくださり恐縮でした。
環境学習に力を入れてくれているのが伝わってきます。
今年は、田んぼから環境を考えたり、自動車工場から環境を考えたりと
学習を予定されているそうです。
教科書からではなく、地域や身近なところから環境を学ぶこと
とっても素晴らしいと思いました。
きっと子供たちの心に残ることと思います。
子供たちに環境について興味をもってほしい
環境を大切にする気持ちをもってほしいという思いが伝わってきました。
帰りには、校長先生に構内にあるギャラリーを案内していただきました。
陶芸、絵画、押し花などの作品が展示されていて、どれもとっても素晴らしく
(地元の方の作品で、作品は定期的に入れ替わるのだそう)
学校にギャラリーがあるなんて!!
子供たちが、芸術に触れあえる環境は素晴らしいなと思いました。
今年度最後の一校は、土方小学校4年生。7/5に行ってきます。
土方小へお邪魔するのは、3年目。
31人ということで今年もアットホームな感じで行えたらなと思います。