インタビュー②入山瀬地区(公会堂版かけがわモデル)

おはようございます。

年が明けて1カ月。もう2月ですね。

前回に引続き、インタビュー紹介です。

今日は、地域で公会堂に太陽光発電を設置した

入山瀬地区の角皆前区長さんと村松区長さんへのインタビューを紹介します。

詳細:入山瀬地区で上土方コミュニティーセンターへ太陽光発電を設置。
    区の貯金を一時的に借りる形で費用を工面。売電収入で返済予定。
    寄棟の屋根の南面・西面に合計103枚の太陽光発電パネルを設置。
    パネル容量:21.83kW
    パネル・パワーコンディショナー:三菱電機製
    発電開始日:2014年2月27日
    設置費用:約700万円(地区の貯金を使用)
    10ヶ月間の売電収入:約100万円

インタビュー②入山瀬地区(公会堂版かけがわモデル)

村松区長さん、角皆前区長さんへのインタビュー(1/7(水)11:00~11:45)

Q1太陽光を公会堂に設置しようと思ったきっかけはなんですか?

東日本大震災をきっかけに地域の安心・安全を考えた。
上土方コミュニティーセンターは地域の一次避難所に指定されていることもあり、
防災センターとしての機能を充実させたかった。

Q2苦労された点はありますか?

半年以上かけてしっかり調べ準備した。まず、組長会で話し合いをし、そして区民全戸(130戸)に
説明資料をそろえて、アンケートを行った。結果80%の賛成が得られた。説明会も開いた。
反対意見としては、防災機能の充実はいいが、金銭的に損はしたくない。ホショウ・品質に対する不安。
新たに、お金は出したくない。などがあった。
費用は、新たに集めるのではなく区の貯金を使用した。正確には、借りたというかたち。
みんなの納得が得られた要因としては、かけがわモデルを使用したことが大きい。
国産品を使用すること・地元の業者による施工・ホショウの充実、市やNPOのお墨付きもあり、
みんなに安心してもらえた。買取価格も36円/kWhの時だったので、タイミングも良かった。
太陽光に対して、詳しくなかったのでNPOの星之内理事長に力になってもらいありがとうございました。
我々は、特に大きな問題(反対)もなく、設置することができたが、
公共の建物への設置には、区民だけでの力では難しかったと思う。

Q3太陽光発電を設置して満足されていますか?

正直、区民の方からの反応は薄い。良かったねと言ってくれた人は1、2人くらい。だた、不満の声もない。
起こらないに越したことはないが、災害時周りが停電した際に、ここで電気が使えたら、
その時に太陽光があってよかったねと実感してくれるのかもしれない。
今のところ予想通りの発電に、安心している。しかし、もとをとるまではやはり心配かな。
このままいけば、20年間、毎年100万円以上の利益を生み出してくれる。そんなものはない。
これは、すごいこと。ただ、やはり今はまだ700万円を返済している段階。満足は、それからかな。
元が取れ利益を使う時になったら、つけてよかったとみんなが思ってくれることを期待しています。

Q4心配な理由は何ですか?

しっかり調べたので確実に元がとれるし利益が出ることはわかっている。
パネルの品質やホショウがしっかりしているから。ただ、怖いのは地震だけだね。

Q5利益を何に活用される計画ですか?

まずは、元をとらないと。元を取るまで予想では7年。まだ、具体的には何も考えていない。
備品を買ったりかな。ここに住みたくなるようなまちづくりをしていきたいので、
地域の創生・活性化のために使いたい。

Q6旅行に行ったり、楽しみに使うのもいいですね!

それもいいね。これからみんなで考えたい。

楽しみですね!ありがとうございました。

入口には、緊急時の手順表が貼ってあります下
インタビュー②入山瀬地区(公会堂版かけがわモデル)

こんなことが書かれています。下
インタビュー②入山瀬地区(公会堂版かけがわモデル)

次回は、掛川市の福祉施設「西部ふくしあ」の岡田所長、

中部地域健康医療支援センター準備室長兼地域医療推進課戸塚参事への

インタビューです。西部ふくしあは、当NPOが屋根を借りて太陽光発電を設置しました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。  y


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